2024年はどんな年になるんだろう
お正月の三が日の間に、地震、飛行機事故、電車内での刺傷事件が立て続けに起こりました。
亡くなられた方、けがをされた方、家や家族を失った方がおられるのはとても悲しいです。
ほんの少し前までは、普段と変わりない日常を送っていたはずの方々です。
なんと悲しい年明けになってしまったのでしょう。
災害や、無差別の犯罪など自分では防ぎようのない事もあります。
災害について言えば、日ごろから食料の備蓄や非常持ち出し袋を準備している防災意識の高い方でも、震度7の地震では何も持たずに逃げなければならなかった方もいたでしょう。
どうせ準備しても意味がないから、と災害の備えを何もしていない方もいるそうです。
それでも私は、備えが無駄になる確率が0%ではない以上、できる限り災害への備えをしようと思います。
猫4匹と同行非難をした場合、防災リュックは担げない
今回の地震では、開いてしまった窓から逃げ出したペットが沢山いるようです。
また、家のどこかにペットが隠れてしまって、泣く泣く人間だけ避難したという話も東日本大震災の時よく耳にしました。
色々防災の事を考えている私も、もし実際に被災したらパニックになって自分だけ逃げだしてしまうかも知れません。
仮に4匹の猫を運よくキャリーバッグに入れることができたとしても、果たして夫婦二人でリュック型のキャリーバッグに猫を担ぎ、更に4~5キロの猫が入った普通のケース型のキャリーバッグを手にも抱えて逃げられるか…正直分かりません。
それでも「あの時準備していれば」と後悔しないようにキャリーバッグ、ペットシーツ、ハーネス、ウェットフード、乳酸菌、ビニール袋、折り畳み式のトイレ、キャリーバッグから出した後に猫を放す折り畳みのサークル、カリカリを準備しています。
人間のための非常持ち出し袋もあるのですが、猫を抱えた状態で持ち出すことはおそらく不可能です。
まずは猫の安全を確保して、家が倒壊する前に庭へ非常持ち出し袋を放り出す事ができればそうします。
2019年の台風19号による水害で感じた事
2019年に台風19号が関東地方を直撃した時は、私の住む地域でも「高齢者避難」の指示がでました。
この辺で一番の高台を調べてあったので、いつでも避難するつもりで構えていました。
以前に市から配布された防災ガイドには「ペットとの同行非難を」と書いてありました。
避難所には猫が嫌いな人やアレルギーの人もいると思うので、以前から何かあっても避難所に入ることはないだろうと思っていましたが、念のため避難所の情報をネットで確認しました。
東日本大震災の時は、人間の避難エリアとは別にキャリーケースを並べておいてくれるペットだけの避難場所があったと聞いたことがあったので、その辺がどうなっているのか知りたかったからです。
ネットの避難所情報には「ペット不可」とだけ書かれていました。
当然そうだろうなとは思いました。人間が最優先なのは当然です。
ですが、東日本大震災を教訓としてペットとの同行非難を勧めているのならば、どうやって同行非難を実現するのか具体策が示されていないと、ただ市の防災意識をアピールしたかっただけなのかなーと思ってしまいます。
例えば、人間の安全が確保されたあとで余裕があれば後日ペットの避難場所を開設する可能性があるのか、どんな状況であれ終始ペットの受け入れ不可なのかだけでも、事前に協議していれば定型文を作っておいて避難所情報とともにアップする事ができると思うのです。
いずれにしても、台風による水害など準備する猶予がある災害の場合は車に防災リュックと、防災を兼ねたキャンプ道具、猫を載せて避難するつもりです。
2019年の水害の後、色々キャンプ道具を買いそろえたのですが、実は一回もキャンプをしたことがありません。
火起こしなどは、普段七輪や火鉢を使っているので問題ないと思いますが、テントの設営はやったことがないし、そもそもテントだけ高価なので買ってなかった!
色々偉そうな事を言っておいて爪が甘いのが私です…
今年は本気で防災キャンプをやってみようと思います。