コモンマロウのハーブティー以外の利用法。実は葉っぱも食べられる!

エコな暮らし

青からピンク色に変化するハーブティー

夫婦2人の生活費8万円(税抜き6万円)で生活しているうずらです。

美魔女には憧れないけれど魔女にはなりたい私はハーブが好きです。

コモンマロウはアオイ科の植物で、ハーブ園に行くとだいたい植えられているポピュラーなハーブです。紫色の花びらにお湯をそそぐと青紫色のハーブティーになり、レモン果汁を加えるとピンク色に変化するリトマス試験紙のようなハーブです。

香りはほとんどありません。味はほんのり甘いような気もするけれど、ほとんど「お湯」です。

始めてマロウを育てたのは、そのリトマス試験紙のような変化を見てみたかったからなのですが、実際はあまり期待するような色ではありませんでした。

まず、お湯を注いだだけの時は「青」というより薄くて灰色がかった青紫という感じです。かき氷のシロップのような、あの青を想像していたのでちょっとがっかりしました。

そしてレモン汁を加えたとき。

一瞬薄いピンクになりますが、時間の経過とともに茶色っぽくなります。これも想像していたピンクとは違いました。

ちなみにかき氷のシロップのように鮮やかなブルーのハーブティーがご希望なら「バタフライピー」の方が良いです。まさにあの、青です。

ピンク色に変化した時もきれいなピンクになります。

バタフライピーもまた、味も香りもほとんどありません。

粘膜を保護するコモンマロウ。のどが痛い時に試してみた結果

マロウに含まれるペクチンやタンニンに粘膜を保護する作用があり、喉や胃に良いとのこと。

喉が痛い時に飲んでみましたが、特に効果は感じませんでした。薬ではないので当然ですね。でも、毎日飲んでいたら予防にはなったかも知れません。

のどの痛みや咳には、やっぱりネギが一番かな?

葉はてんぷら、お浸し、胡麻和えに。やっぱり「おかのり」と同じだった。

「おかのり」という野菜があります。マロウと同じアオイ科の植物です。

葉の形だけ見たら、マロウと区別がつかないような野菜です。

葉を乾燥させてから火で炙ると海苔のような香りがすることや、茹でて包丁でたたくと海苔のような粘りが出るため、おかのりという名前が付いたそうです。

確かに茹でてたたくとモロヘイヤのような粘り気があります。ただし、火で炙った葉には海苔の香りはなく、しいて言えば食感がパリッとして海苔のようになるくらいです。

ごま油を塗って塩を振ると韓国のりのようになるとネットで見たのでやってみましたが、可もなく不可もなくという風味でした。

以前テレビで、炙ったおかのりをご飯に巻いておにぎりにしているご家庭を見ました。私は「海苔が手に入らなくなったらやるかも」というくらいですが、それでもおかのりを育てているのは普通に葉物野菜として重宝しているからです。

生育期間が長いので、葉物野菜が少ない時季にも便利です。

「マロウの葉っぱに似ているから、これも食べられたら花も葉も利用出来て一石二鳥なんだけどなー」と思いネットで調べたのですが、何故かその時は「食べられる」という情報が出てきませんでした。

マロウは夏に旺盛になるので、そろそろ苗が出回る時期です。

種から育った我が家のマロウはこの時期まだ小さいので、葉を食べてみたことはないのですが今年の夏はやってみようと思います。

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