東京で生活費8万円の生活をシミュレーション

仕事に縛られず生きる方法

夫婦2人の生活費8万円(税抜き6万円)で生活しているうずらです。

私は田舎の一軒家で生活しています。

都会暮らしで仕事を辞めたい人や少ない生活費で生活したい人にとって、家賃のかからない私の生活は参考にならないかも知れません。

過去の記事で生活をコンパクトにするためのシミュレーションについて書いていますが、改めて自分が都会暮らしだったらどうやって生活するかを検証したいと思います。

まず、絶対に自分では金額を変更できない税金などから考えます。

私は持ち家なので固定資産税がかかります。それから田舎暮らしで車が必須のため、維持費がかかります。ですが、今回は賃貸物件と仮定するのでこれらは除外します。

月収が8万円以下なので所得税、住民税は非課税です。

国民年金は、現在は全額収めていますが私の年収だと半額免除になりますので、月額約8300円です。

国民健康保険は月額3500円くらいです。
それからNHK受信料が月額約1100円(BSは解約しました)です。

なので、もし私が賃貸物件に住んでいたら、税金、年金等にかかる費用は約13000円となります。

次に家賃です。家賃は税金と違って自分で金額を決定することができますが、一度決めたらなかなか変更できない支出です。

都内で40000円の賃貸物件を探してみます。
23区外で物件数の多い府中市、小金井市、国分寺市、立川市あたりを候補にします。

最寄り駅から徒歩10分以内で6畳前後、収納あり、バストイレ別の物件が複数見つかりました。

これで、税金、年金、家賃の固定費の合計が53000円になりました。
残りの27000円が変動のある生活費となります。

食費は10000円に収めます。1日で333円しか使えませんが、自炊するなら食材が安い時にまとめて購入したり、同じ食材をアレンジして料理すれば10000円は割と可能です。

我が家は野菜を自給しているのでその分は浮きますし、お米を買う月は10000円以上かかっていますが、二人家族で10000円くらいです。

食生活研究家の魚柄仁之助さんの本を3冊ほど持っていますが、魚柄さんは無駄なく食材を使って食費を2人分で9000円に収めているそうです。

次に水道光熱費です。

ネットで検索した一人暮らしの平均額をみてみます。

  • 水道代:2000円
  • 電気代:10000円
  • ガス代:3000円

だそうです。合計15000円です。

水道、ガスは過去に都会で一人暮らしをした経験からこれくらいが妥当だと思いますが、電気代はもう少し抑えられると思います。
夏も冬もエアコンを沢山稼働させて、洗濯をするときに乾燥まで洗濯機を使うと10000円近くになることがありました。

我が家は平均4100円です。
電気代を5000円くらいに抑えることはそんなに難しくないと思います。

なので、ここは金額を修正して水道光熱費を10000円とします。

生活費として使えるお金が27000円ですから27000-10000(食費)-10000(水道光熱費)= 残金は7000円です。

通信費ですが、私は現在irumoの0.5ギガ550円のプランを利用しています。

ネット環境は光回線を使用しているのでやや高額ですが、もし私が都会の一人暮らしで生活費を80000円に収めるならポケットwifiを使います。

現在楽天だと月額約3300円です。

通信費をひいて残金が3150円になりました。
消耗品を買ったり、ちょっとした支出によってはマイナスになるでしょう。

なので、実際には電気代と食費をあと1000円ずつ減らして残金が5150円くらいになるのを目標にします。

これはシミュレーションですから、いきなり仕事を辞めたり家賃の安い所に引っ越したりするのではなく、ひとつずつ、少しずつどうやったらこのシミュレーションに近づけるかを余裕のある時から考えます。

スマホのプランを変更したり、食費や水道光熱費を抑えるチャレンジは仕事を辞めたり引っ越したりしなくても可能です。失敗したらまた見直せば大丈夫ですから。

「これなら仕事を週2日にできるんじゃない?」と、リタイヤ後の生活を楽しく想像しながらゲーム感覚でやってみると結構楽しいですよ。

私はこうやって少しずつコンパクトな生活へシフトしていきました。

ここまで、少しでも参考になれば幸いです。

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