テレビで見た水害の後のゴミの多さにショック
過去に、近県で水害が何度かありました。
テレビでニュースを見ていたら、浸水してしまったご家庭の家具や家電が、使用不可能なゴミとなってしまい、道端に大きな山が出来ていました。
それを見て「ああ、これが自然素材の物で出来ていたらもっと環境の汚染も少なく、ゴミの処理が簡単なのに…」と思ってしまいました。
我が家だってプラ製品も家電もありますので、被害にあっていたら同じようになっていたと思います。
でも、やはりこれでは良くないと思い、少しずつですがプラ製品を自然素材のものに置き換えられないか、家電を減らせないか考えるようになりました。
夫は「プラスチックは嫌いだ」と言いつつ、プラスチックの書類ケースなど、私よりプラ製品を多く所有している良く分からない人です。
今のところ、プラ製品のまま使い続けようと思っているのはお風呂用品です。洗面器やお風呂用の椅子も、スギやヒノキなどを使用するのが理想ですが、カビの事を考えると躊躇してしまいます。
その他にもシャンプーボトルや石鹸置きなど、水回りで使用するものはプラスチックを使用しています。
プラスチックの書類ケースや衣装ケースも、本当は家に置きたくないのですが、夫の所有物にまで口を出すわけにはいかないので、もし壊れて捨てることがあれば、「次は自然素材のものにしない?」と提案しようと思います。
ちなみに私は衣装ケースを持っていません。風呂敷で季節ごとに服を包み、押し入れにポンポンと積んでいます。
文房具や小物の収納は、いただいたお菓子の紙箱や木や竹で編んだ籠を使用しています。ブリキの缶を使用したりもしています。(ブリキは自然に帰りませんが、自然素材 > ブリキや鉄製品 > プラスチック製品の順で所有するというマイルールを設けています)
お弁当箱は曲げわっぱです。
曲げわっぱの優秀さや魅力は、また別でしっかりお伝えしたいです。
服も、なるべく木綿や麻を使用したいのですが、冬はなるべく暖房を使用しないために、ワークマンの裏アルミ加工フリースを着ています。これ、すごく暖かくて良いです。しかも1900円。
更に腰には同じく裏アルミのラップスカートをズボンの上に履いて過ごします。これもすごく良いです。
でも本当は昔の人のように半纏やどてらなどの自然素材で冬を過ごせる体力をつけたいところです。
小氷河期だったという江戸時代の人でさえ、火鉢に着物だったのですから、温暖化の時代に生きる私は、もう少し寒いのに体をならさないといけませんね。
去年は電気こたつに火鉢で冬を越しましたが、室温が一桁になると結構厳しいです。我が家はすきま風ビュービューの古い木造家屋なので、特にこたえます。
裏アルミフリースに半纏を重ね着して、裏アルミラップスカートを履き、ふわふわの襟巻に手袋をして過ごしました。
今年はしまむらで、とても素敵な、指を出せるミトン型の手袋を購入しました。
冬を暖かく過ごすには、腰回り、手、足、首、耳を暖かく保つのが重要だとしみじみと感じたので、今年はイヤーマフも追加して完全体で冬に臨みたいと思います。
使い切った物は次から自然素材の代用品に変えていく
我が家には、液晶が壊れてしまった電子レンジがあります。
何分にセットしたかは表示されないので押した回数頼みです。
できれば加熱する部分そのものが壊れてしまったら、購入したくないなーと思っています。
ですが、我が家は夫が調理担当なので無理かも知れません。
「ガスより電子レンジを使った方がお金かからないじゃん」と言われてしまいます。
確かに節約の事を考えたらその通りなんですよね…
でも私は、家電がゴミになってしまう事以外にも家電の所有を減らしたい理由があるのです。
壊れても自分では修繕できないこと。
ゴミとして廃棄した後、どういう過程で処理されるのか自分ではわからないこと。
自然素材のゴミなら単純です。燃やすか土に埋めるかどちらかだから。でも、家電はどうやって処理されるのか私の頭では理解できないので、自分の知能と経験で処分方法が理解できる範囲のものを使用したいのです。
あとは、使用後に全てのパーツを外して洗浄できないこと。
特に炊飯器って水がたまったり、米粒がこびりついたりしても丸洗いできませんよね。それが気になるのです。
なので、炊飯器もやめたい家電のひとつです。
私自身が節約を意識しつつ、電子レンジの代わりに蒸し器を使用したりガス炊飯を続けていれば、少しは夫の考えも変わるかな?と期待しています。